
Claris FileMakerで業務効率改善をお手伝い
ローコード開発の特性を活かしたコスト削減、モバイルデバイス対応による場所を選ばない業務環境の構築、使いやすいインターフェースの設計、そして既存システムとの連携までお手伝いさせていただきます。
ローコード開発がもたらす業務改革とコスト削減
FileMakerの最大の特徴の一つは「ローコード開発」が可能なことです。従来の業務システム開発では、専門的なプログラミング知識を持った技術者が必要でしたが、FileMakerではそのハードルが大幅に下がります。
変更や機能追加が容易なため、業務の変化に合わせて素早くシステムを改修できます。試行錯誤を繰り返しながら、より使いやすいシステムへと進化させることが可能です。
初期開発の後は社内スタッフ様によるメンテナンスが可能になり、外部ベンダーへの依存度を下げることができます。システム改修のたびに発生する追加コストを大幅に削減できます。
ランニングコスト削減の実例
ある製造業のお客様では、FileMaker導入前は外部ベンダーに依頼するたびに発生していた改修費用が年間約300万円かかっていました。FileMaker導入後は、社内の担当者が必要な変更を自ら行えるようになり、年間のシステムメンテナンスコストを約80%削減することに成功しています。
また、変更要望から実装までのリードタイムも大幅に短縮されました。以前は改修依頼から実装まで平均2〜3週間かかっていたものが、現在では数時間から数日程度で対応可能になっています。業務の変化に迅速に対応できる体制が整い、結果として業務効率も向上しています。
モバイルデバイス対応で場所の制約から解放
iPhone、iPadなどのモバイルデバイスでもシームレスに利用できるため、外出の多い業種や現場作業が中心となる業務において大きなメリットをもたらします。
営業担当者が顧客先でその場で受注データを入力できるため、二重入力の手間が省け、最新情報がリアルタイムで社内共有されます。受注から出荷までのリードタイムの短縮につながります。
また、工場や倉庫での在庫確認、検品作業などをタブレットで行うことで、紙の伝票や事務所のPCへの移動が不要になります。バーコードスキャナと連携させることで、さらなる効率化が可能です。
使いやすさを追求した操作画面
業務システムの導入が失敗する主な原因の一つに、「使いにくさ」があります。いくら機能が充実していても、ユーザーが使いこなせないシステムでは効果を発揮できません。
FileMakerは、kintoneなど他のローコードプラットフォームと比較しても、特に操作画面(ユーザーインターフェース)のカスタマイズ性に優れています。
FileMakerでは、業務フローに合わせた画面設計が自由自在です。入力項目の配置、ボタンの設置位置、文字サイズ、色使いなど、細部にわたるカスタマイズが可能です。これにより、ユーザーの使いやすさを最優先に考えたシステム構築ができます。
「業務の流れ」をそのままUIに反映できるため、受注から出荷、請求までの一連の流れを画面遷移として設計することで、業務担当者は迷うことなく作業を進められます。新人教育の負担軽減にもつながります。
既存システムとの連携による統合業務環境の構築
多くの企業では、既に会計システムやECサイト、POSシステムなど様々な基幹システムを導入済みです。こうした環境において新たにFileMakerを導入する場合、既存システムとの連携が重要なポイントとなります。FileMakerは柔軟な連携機能を備えており、様々な方法で既存システムとデータをやり取りすることができます。
API連携
REST APIやODBCなどの標準的な接続方法を使って、他のシステムとリアルタイムでデータをやり取りできます。特に最新のクラウドサービスとの連携に適しています。例えば、ECサイトからの受注データを自動的にFileMakerに取り込み、在庫管理や出荷指示に反映させることができます。外部SQLデータベース連携
ESS(External SQL Sources)機能を使えば、Oracle、SQL Server、MySQLなどの外部データベースに直接アクセスし、データを参照・更新できます。これにより、既存の大規模データベースをそのまま活用しながら、使いやすいFileMakerインターフェースで操作することが可能になります。「システム導入」を目的にするのではなく、「業務改革」「顧客満足度向上」「競争力強化」といった本質的な経営課題の解決手段としてFileMakerの導入をお手伝いさせていただきます。